私は昭和55年に22才で私立保育園を開園してから40年間、子どもたちを育てる仕事をしてきました。
保育園経営をはじめて十数年程経ったころから、子どもの育ち方が段々変わってきているように感じ始めました。
子どもが育つ場、つまり社会の変わり様は顕著に子どもたちに現れるのです。
子どもたちを取り巻く社会は、高度成長期の副産物、大量消費・大量廃棄や、拝金主義、利己主義が、世相として蔓延していました。
たしかに日本経済は高度成長したかも知れません。
しかし、その代わりに、昔から日本人が大切にして来たことは、忘れ去られていきました。
質素倹約、質実剛健、千里の道も一歩から、石の上にも三年、情けは人のためならず、天に唾を吐く、
人の振り見て我が振り直せ、因果応報、お天道様が見ている、等々。
今では滅多に聞くことがなくなったこれらの格言を実践していた、かつての日本人。
この日本人の美徳、価値観を、いつのころからか子どもたちに伝えることをしなくなってしまったのです。
そんな子どもたちの変化に対して何かをしなくてはと思い、22年前政治の世界に飛び込みました。
そして、浦安市議会議員になってすぐに、当時の市長の汚職事件が発覚。
それからの4期14年の私の浦安での議員生活は、「義を見てせざるは勇無きなり」を貫くためのものでした。
私は、正義がまかり通る社会に生きたいのです。道理が通る正しい社会を子どもたちに生きてほしいのです。
次代を担う子どもたちに、人として正しく生きることを教えたい。
ずるをした者が得をする、まじめな者は馬鹿を見る、それが世の中だと教えたくないのです。
その一心で、「次世代を育てる」ことに邁進してきました。
今現在、旭市議会議員一期目、復興半ばの旭に来てから8年が経とうとしています。
旭市も全国津々浦々の地方自治体と同じく、人口減少が加速度を増して進み、
超高齢化社会を迎えています。
労働力不足、それに伴う生産力の低下、公共福祉サービス需給のアンバランス等々、
行政だけでは到底乗り越えて行くことが出来ない、大変な課題が山積している実情。
この課題解決のために、民の協働、つまり市民の力無くして行政は立ち行かない時代を迎えたのです。
この官民協働社会において一番求められるのは、行政への「信用」、政治への「信頼」です。
公への「信」無くして、民の力をかりることは絶対にできません。
「信」という字は、嘘偽りのない「まこと」、そして「まことにする」という意味を持っています。
この「信」は、他者に向かうと「信用」や「信頼」となり、人と人とを結びつけます。
この「信」が、目には見えないものの、社会の根幹なのです。
そして、「信」は自分に向かうと「自信」となります。
この「きっとできる」、「必ずやり遂げる」という意志の強さが、物事を成す根本となるのです。
政治の役割は、子どもたちに、公平公正な社会、そして明るい未来を約束することだと私は考えます。
しかし、今、政治はその役割を果たしていると言えるでしょうか。
「信用」、「信頼」に値する行政、政治でしょうか。
この「信」がないために、「誰がやっても同じ」、「何度やっても同じ」と、国民は政治をあきらめているのです。
こんなあきらめの社会で、「信」のある健全な人格の次世代が育つとは、私には到底思えません。
私は、「次世代に責任を持つ政治」をあきらめない。あきらめるわけにはいかないのです。
なぜなら、「自信」をもって難局に立ち向かっていく次世代を育てることこそが政治の使命、
そして、次世代にそのバトンを繋ぎ続けることが、私たち世代の使命だからです。

ビタミンCやカリウム、ベータカロテン、食物繊維などがそろって含まれており、健康にも美容にもいい「スーパーフルーツ」。白あえやサラダなどの食材としても活躍し、クリームチーズと一緒に生ハムで巻けばワインのお供に。熟れすぎたものはカレーに入れると甘みとコクが増します。まさに万能選手です。
「伝統」を育み「流行」を興こす。「賑やかさ」を演出し、新しい文化を創出
様々な分野において経済機能を強化し、地域の生活向上と活性化を推進します
昭和55年
同年
昭和61年
平成20年、平成26年
平成15年から4期14年
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